YouTube、新規動画はすべてWebMフォーマットに、既存動画も順次変換



米Googleは19日、動画共有サイト「YouTube」における動画フォーマットについて、全面的に「WebM」に対応することを明 らかにした。現在、新規にアップロードされる動画はすべてWebMフォーマットに変換するようにしたほか、既存の動画についても変換を進めている。

INTERNET Watch  http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20110420_441067.html

WebMは、Googleが買収したOn2 Technologiesの「VP8」を動画コーデックに用いるフォーマットで、Googleがロイヤリティフリーライセンスで公開し、普及を目指している。
Googleによると、既存動画の変換については、視聴数の多いものから優先的に進めているとしており、視聴数で99%を占めるという、 既存動画の30%近くを変換済み。変換処理はGoogleのクラウドベースの動画処理インフラで行っており、アップロードの多い時間帯には処理能力を新規 アップロード動画の処理に振り向ける一方、そうでない時間帯には既存動画のWebM変換処理を自動的に行う仕組みだとしている。
なお、Googleでは、H.264についても、YouTubeにおける重要な動画コーデックの1つとして、継続してサポートしていくとしている。

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