Windows 8をx86とARMの実機でプレビュー ~タッチ用にゼロからUIを開発

【COMPUTEX 2011レポート】
【Microsoft速報版】Windows 8をx86とARMの実機でプレビュー
~タッチ用にゼロからUIを開発

米Microsoftは2日(台湾時間)、COMPUTEX会場近くのホテルで「Partner Preview 2011」と称した説明会を開催し、「Windows 8」のコードネームで呼ばれる次世代Windowsの実機によるデモを披露した。
現時点で次期OSの正式名称は決定しておらず、Microsoftでは「次世代Windows」という表現をしていたが、今回の説明会では“コードネーム”が「Windows 8」であることが明言された。
説明を行なった同社Michael Angiulo氏(Corporate Vice President Windows Planning, Hardware and PC Ecosystem)によると、Windows 8ではコンシューマを中心に広まりつつあるタブレットなどのタッチ対応モバイル端末に向け、新規に開発したものだという。
実際、そのトップ画面は、Windows Phone 7を彷彿とさせるもので、メールやニュースリーダ、アプリ、アプリストアなどのショートカットがタイル状に並べられ、ユーザーセントリックなデザインになっており、タッチで操作する。


ぱっと見はiOSやAndroidにも近いが、完全なマルチタスクを実現し、ワイド画面を利用して、2つのアプリを左右に並べて同時実行 できるほか、端末を両手で握った時画面の端を親指で“スナップ”して各種操作を実行したり、両端にソフトキーボードを表示させて文字入力を行なえるように なっていたりと、タブレット向けの後発OSとして、より洗練されたものを打ち出してきている印象を受ける。
この新UIに加え、従来のWindowsデスクトップにもワンタッチで切り換えられるのが、Windows 8のWindowsたる所以。両UIはほぼ瞬時に切り換えられる。
また、今回はx86 PCとARMタブレットの両方で、完全に同じルック&フィールが実現しており、ARMタブレットでOfficeを動かしたり、プリンタから印字可能だというデモも行なわれた。
詳細は、追って更新する。

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